「ニホンミツバチに似てるけど、何て蜂?」と地元の方が訪ねて来られ、その蜂がいる場所に行ってみると・・・
触るとすぐ崩れそうな畑の斜面に沢山の巣がありました。
地中に集団で営巣し、成虫の活動期間は7月中旬から8月までと、春や秋に比べると花が少ない夏に活動する珍しいエサキムカシハナバチでした。
カラスザンショウやホルトノキの花粉がお好みのようです。
近くに寄っても攻撃してきません。
和歌山県立自然博物館の昆虫担当の方に確認すると、分布自体は広いようですが、和歌山県での発見記録は少ないそうです。
じっくり探せばたくさん見つかるかも、とおっしゃっていたので、皆さんの周りでも飛んでいるかもしれません。