タグ『虫』の投稿一覧

2021年9月19日(日)

オオキンカメムシ

今年も越冬のため宇久井半島へやってきたオオキンカメムシたち。
その生態はよく分かっていません。
宇久井半島だけに限っていえば、まずいつものカンコノキへやってきます。
栄養を蓄えるためカンコノキの樹液を吸っており、この時のオオキンカメムシはよく動き飛びます。
その後、駒ケ崎などへ移動し、ツバキやタイミンタチバナなど落葉しない常緑の葉の裏へ集まり

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2021年9月18日(土)

スズメバチの巣

大きな巣を串本町の方から頂きました。
神社の倉庫に作っていたのを取って下さいました(取ったのは昨年の冬)。
ちょうどこれからの時期、蜂の活動が活発になるので、注意喚起の意味も込めて展示しています。

蜂は巣を守ろうと攻撃してきますので、刺されないためには巣に近づかないことが大前提です。
ただ、知らず知らずのうちに近づいてしまうことが

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2021年8月2日(月)

ジャコウアゲハの幼虫

先日の昆虫観察会で見つけました。
この独特のフォルム!ジャコウアゲハの幼虫です。
黒褐色の身体に白色の帯が目立ちます。全身に突起があり、その先が赤いのが特徴です。

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館内展示「夏の昆虫標本展」のお知らせ

熊野自然保護連絡協議会副会長の南敏行先生にご協力頂き、「夏の昆虫標本展」を開催しています。

 
主に熊野地方で見つけた甲虫を中心に展示しています。

 
期間は8月31日(火)までとなっています。
よく見かけるものから絶滅危惧種まで、この機会にじっくりと観察してみてください。
 

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2021年5月29日(土)

アケビコノハ

電信柱に枯れ葉がくっついている??
よく見ると大型のガの一種、アケビコノハでした。
幼虫の時にアケビやムベなどを食べるので、その名がつきました。
それにしても見事な擬態です。
枯れ葉のような色や質感、葉脈のような線。
生き残るために巧みな姿をしたアケビコノハに改めて感心させられました。

 

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2021年4月25日(日)

エノキ大好き!

ある昆虫には決まった植物をエサとする習性があり、そのエサのことを食草(木本植物の場合は食樹とも)と言います。
モンシロチョウの幼虫はキャベツ、アゲハチョウの幼虫はミカン科の植物が大好物です。
ビジターセンター周辺にはヒオドシチョウとテングチョウの食草であるエノキがたくさんあるので、ちょうど今、観察することができます。



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2021年4月5日(月)

ヒメツチハンミョウ

蟻のような・・・お腹が大きく見慣れない昆虫が歩いているなぁと思いパチリ。
ツチハンミョウ科のヒメツチハンミョウでした。
ハンミョウという名前ですが、「ハンミョウ」とは違う科です。

 
体長9~23mmですが、今の時期よく目に付くものは20mm前後のものが多いです。
脚の関節から黄色い有毒物質を出し、それに触ると炎症を

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2020年9月11日(金)

今年もやってきました!

オオキンカメムシが越冬するため、宇久井半島へやってきました。
毎年同じ場所、カンコノキでオオキンカメムシの第一号を発見します。
どうやらまず樹液をお腹いっぱい吸ってから、駒ヶ崎など越冬場所へ移動するようです。
飛んできて間もないからか彼らの行動もアクティブで、近寄るとササっと逃げます。
越冬中はあんなに近寄っても微動だにしないのに。

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2020年8月9日(日)

甲虫たちの夏

園地内のクヌギにカブトムシの♀(かなぁ)、クワガタムシ(コクワガタかなぁ)やカナブンなど沢山の甲虫が集まっていました。
少しでも危険を察知すると身を隠してしまうので、近くに寄れず、はっきりと観察することができませんでした(泣)。
それでも、これだけの大型の甲虫を一度に見ることができて、「夏だ~!」と気分が上がりました。
樹液好きのスズメバチもウロウロしてい

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2020年8月7日(金)

ニイニイゼミの抜け殻

スダジイの子葉にニイニイゼミの抜け殻がくっついていました。
ユラユラと揺れる葉の上で羽化を頑張ったのですね。

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