草本

2020年7月28日(火)

コカモメヅル

つる性の多年草で、キョウチクトウ科(ガガイモ科)のコカモメヅル(小鴎蔓)が咲いています。
花の大きさが4~5mmと小さく目立たないのですが、暗紫色の星形でとても可愛い花です。
里山の草地で普通に見られますので、少し目を凝らして探して見てください!(^^)!

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2020年7月7日(火)

ヒメヒオウギズイセン

人家の周辺や道路沿いで鮮やかなオレンジ色の花が目立ちます。
南アフリカ原産のアヤメ科ヒメヒオウギズイセンです。
湿地から乾燥地まで様々な栽培環境に適応し繁殖力も旺盛なため、世界各地で野生化しています。
佐賀県では移入規制種として指定されていて、栽培が禁止されています。


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2020年4月20日(月)

マツバウンラン

日当たりの良い道端や空き地、芝生で高さ30cmほどスーッと伸びた姿をよく目にします。
薄紫色の可愛い花をつけたマツバウンランです。
北アメリカ原産の帰化植物で非常に繁殖力が強く、辺り一面薄紫色の花畑になっている所もあります。
熊野地域の在来植物や生態系に影響を与えることが懸念されるため、取り扱いに注意が必要な植物です。

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2020年4月11日(土)

イワタイゲキ

地玉の浜でイワタイゲキが見頃を迎えています。
海岸の岩場や礫地に生える多年草。
黄色い花びらのように見えるのは、つぼみを包むように変形した葉(苞葉・ほうよう)。

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2020年4月6日(月)

ウラシマソウ

サトイモ科テンナンショウ属ウラシマソウの花が咲いています。
花序の軸の先端が糸状に伸びて、浦島太郎が釣りをしているようだ、ということで名前が付いたそうです。
今年は例年より多く見かける気がします。

 
 

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2020年4月4日(土)

オニタビラコ

道端や空き地で黄色や紫の小さい花が元気よく咲いていますね。
その小さな野草一つ一つにも名前が付いていて、個性的な姿形をしているので、よく観察すると可愛くなってきます。
まるで花火のように花を咲かせるオニタビラコ。
和名は鬼田平子。地際で広がった葉の中心から茎をまっすぐ立ち上げます。

 

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2020年3月17日(火)

シタキソウ

やっとシタキソウの実が割れました!
昨年の10月から目を付けていたシタキソウの実が割れ、冠毛を付けた種が一つ落ちていました。
どうやら割れたばかりのようです。
タイミング良く素晴らしい瞬間に出会えました♪

割れた実。2020年3月17日撮影


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2020年3月7日(土)

ハマダイコン

地玉の浜でハマダイコンが群生し、花の見ごろを迎えています。
アブラナ科の越年草(えつねんそう・・・秋に芽を出して冬を越し春に花が咲く)。
ダイコンが野生化したものと言われていましたが、渡来した野生種の可能性の方が高いそうです。

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2019年11月15日(金)

キノクニシオギク

キク科キノクニシオギクが咲き始めました。
紀伊半島の海岸の岩場に咲く多年草で、イソギクとシオギクの中間形態です。
松尾展望広場で観察することができます。

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2019年10月21日(月)

キイジョウロウホトトギス

2013年にすさみ町のキイジョウロウホトトギス生産組合さんから頂いたものが、今年も花を咲かせてくれました。
紀伊半島南部の固有種で、葉の緑色と花の黄色のコントラストが美しく「山里の貴婦人」とも呼ばれています。

 

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