今日は節分。
邪気払いとして、宇久井半島ではヒイラギの代わりにアリドオシを使う家庭が多いです。
ヒイラギは山地に自生するので、庭木を除くと海に囲まれた宇久井半島では見られません。
その代わりに鋭い刺(トゲ)をもつアリドオシは沢山自生しているので、手に入りやすいのでしょう。
サンマの丸干しの頭(昔はよく各家庭で丸干しを作っていました)と鬼の目突き(アリドオシ)を飾る家庭もありました。
宇久井半島にはアリドオシとオオアリドオシが自生しています。
双方大変似ていて、刺の長さと葉の大きさで見分けるのですが、長短混じった刺もあり「??中アリドオシ??」と混乱してしまう時もあります。
アリドオシ 刺は葉と同じか長い。
オオアリドオシ 刺は葉の半分以下の長さ。葉も全体的にアリドオシより大きい。