先日、熊野川の支流「大塔川」で自然観察会を開催しました。
地元の漁師さんに川の生き物や使用している漁具、熊野川の漁のことを教えて頂きました(魚が減り、今では漁だけで生計を立てている方はいなくなったそうです)。
生き物探しでは、タモ網でガサガサして釣り餌となる水生昆虫を探し、カワゲラやカゲロウ、ヘビトンボの幼虫やアカザ、テナガエビなどを獲ることができました。
午前中はガサガサで捕れた水生昆虫をエサとし、午後はミミズをエサとして釣りに挑戦し、ウグイやカワムツ、ヌマチチブを釣り上げました。
生態への影響を考え、捕った生き物は川へ戻しました。
気温も高く木陰などもない状態で大変暑かったのですが、沢山の生き物を観察することができ、日頃なかなか川の生き物に接する機会がないので良い経験になった、と仰って頂きました。
暑かったのと、大変大塔川が綺麗だったので、観察会後に泳ぎ始めた子供もいました。
今後も川へ興味を持ち、身近な川で遊んでいただきたいな、と願っています。
竿の準備から始めました
タモ網を使ってガサガサ
釣りに挑戦
捕れた生き物観察
投網の見学
漁具の解説