2022年5月21日(土)

ジャコウアゲハ

ジャコウアゲハの幼虫が元気(?)に成長中です。
食草はオオバウマノスズクサで、宇久井半島にはそれほど多く生えていません。
食べ物がなくなると共食いをするそうなので、食草も増えてくれるといいな~と思います。


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2022年4月11日(月)

キムネクマバチ(クマバチ)

この時期、上空2~3mの所で飛び回る、真っ黒でずんぐりとした蜂『キムネクマバチ』に出会います。

 
大きな体と「ブーーーン」と重低音の羽音なので、「怖い」と感じるかもしれませんが、メスを探しているだけなので襲ってきません。
ただ、近づくもの全てを追跡するので、近寄ってきて少しびっくりする時もありますが、人間には興味がないので、離れるまで静かに待

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2021年12月25日(土)

むぎゅっとオオキンカメムシ

駒埼へオオキンカメムシの様子を見に行ってきました。
例年多く集まっている場所には少なく、色々な所に散らばっていました。
それでも集まっている所では団子状態でした。
明日明後日の寒波にも頑張って耐えて欲しいです。

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2021年12月13日(月)

カマキリの卵

いつも昆虫観察に来てくれる地元の子どもが見つけ教えてくれました。
形・色・大きさからオオカマキリの卵のようです。
ススキの葉や低木の枝に隠れるように産み付けています。
手の届く範囲に4個見つかったので、同じメスが産んだものと思われます(大きく育ったメスは3~5個卵を産みます)。
上手に産んだカマキリにも、それを見つけた子どもの目にも関心させら

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2021年10月11日(月)

ワタヘリクロノメイガ

おもしろい昆虫を見つけました。
ツトガ科のワタヘリクロノメイガ(ウリノメイガ)です。
壁にとまって、尾の先のボンボン(発達した毛の塊)をグルグル回していました。

 
オレンジのボンボンが可愛いな~と調べてみると、幼虫は主にウリ科の野菜の葉や実を食べるので一般的に害虫扱いされているようです。

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2021年9月19日(日)

オオキンカメムシ

今年も越冬のため宇久井半島へやってきたオオキンカメムシたち。
その生態はよく分かっていません。
宇久井半島だけに限っていえば、まずいつものカンコノキへやってきます。
栄養を蓄えるためカンコノキの樹液を吸っており、この時のオオキンカメムシはよく動き飛びます。
その後、駒ケ崎などへ移動し、ツバキやタイミンタチバナなど落葉しない常緑の葉の裏へ集まり

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2021年7月31日(土)

エサキムカシハナバチ

「ニホンミツバチに似てるけど、何て蜂?」と地元の方が訪ねて来られ、その蜂がいる場所に行ってみると・・・
触るとすぐ崩れそうな畑の斜面に沢山の巣がありました。

 
地中に集団で営巣し、成虫の活動期間は7月中旬から8月までと、春や秋に比べると花が少ない夏に活動する珍しいエサキムカシハナバチでした。
カラスザンショウやホルトノキの花粉が

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2021年5月29日(土)

アケビコノハ

電信柱に枯れ葉がくっついている??
よく見ると大型のガの一種、アケビコノハでした。
幼虫の時にアケビやムベなどを食べるので、その名がつきました。
それにしても見事な擬態です。
枯れ葉のような色や質感、葉脈のような線。
生き残るために巧みな姿をしたアケビコノハに改めて感心させられました。

 

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2021年4月25日(日)

エノキ大好き!

ある昆虫には決まった植物をエサとする習性があり、そのエサのことを食草(木本植物の場合は食樹とも)と言います。
モンシロチョウの幼虫はキャベツ、アゲハチョウの幼虫はミカン科の植物が大好物です。
ビジターセンター周辺にはヒオドシチョウとテングチョウの食草であるエノキがたくさんあるので、ちょうど今、観察することができます。



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2021年4月5日(月)

ヒメツチハンミョウ

蟻のような・・・お腹が大きく見慣れない昆虫が歩いているなぁと思いパチリ。
ツチハンミョウ科のヒメツチハンミョウでした。
ハンミョウという名前ですが、「ハンミョウ」とは違う科です。

 
体長9~23mmですが、今の時期よく目に付くものは20mm前後のものが多いです。
脚の関節から黄色い有毒物質を出し、それに触ると炎症を

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